常子、新種を発見する1
鞠子が選択して干していた制服が
亡くなったという。
「風で飛んで行ったのかな」
とか
「誰かが持って行ったのかな」と
推理するが、状況がそれに
当てはまらない。
森田一家もあの制服が物干しにかかっていたのは
しっているが・・・
その後がわからないという。
だれか知らないかと
みんなで話し合いをするが「とにかく」
と常子は「探しに行く」と言って
出ていった。
富江は「ご不浄へ」といって
たち上がって自分の部屋へいった。
富江の部屋の押し入れに、鞠子の制服が
あった。
そして富江は
困った顔をした。
宗吉は「仕事だから」といって富江を
大声で呼んだ。
みんなは富江の部屋にあることを
知らないので必死に
さがした。
どう考えても
家から外へ出た形跡がない。
誰かが盗むにも人が通ったという
証言もない。
「この家のどこかにある」と常子が言う。
宗吉は「自分たちが犯人と
いうのか」と怒る。
「いいえ、この家のどこかにまぎれ
混んでいる」という事です。
「そういうことか」と宗吉は安心した。
「明日は、浜松で来ていたセーラー服で
学校へ行く」と鞠子が言う。
常子は、「はっ」とした。
誰にも言わなかったけど・・常子は
鞠子に、「一人だけ違う制服でいるのは
勇気がいることだ」といった。
「平気よ、お友達もできたし。」
と鞠子は言う。
常子は、それでも心配で
「お友達にはクリーニングに出していると
いうのよ。なくしてしまったなんて言うと
どんなところにお住まいなのかしら、
あまりかかわらないようにしましょうと
嫌がられるわよ」といった。
鞠子ははっとして常子を見た。
君子もハッとした。
そしてまじまじと常子を見て
鞠子は、「トトねえ・・・大変だったんだ。」
といった。
「トトねえはそんなことされるなんて想像もして
いなかっただろうし、かなり苦労した
のね」といった。
常子は、「そんなことないけど」という。
君子は「どうだったの?」ときく。
「私は大丈夫です。
平気です」といった。
富江はだいじな漬物のぬかみそを
かき混ぜるとき手の傷がしみた。
いたいという。
君子は心配そうに「どうしたの?
大丈夫?」というが。富江は平気だと
いった。
鞠子はセーラー服で登校した。
常子は仏壇に手を合わせてから
部屋を出た。
そのとき、富江の部屋の前で
不思議なボタンを拾った。
常子は鞠子が心配でそっと教室を見ると
みんなと笑っている鞠子がいた。
「セーラー服もモダンね」と
いっている。
常子は安心した。
中田綾は「裁縫室は遠いのよ」と
いって常子を急がした。
でも、鞠子のセーラー服を見て
「セーラー服もいいもね」という。
常子はふと中田の制服の袖の
ボタンを見た。
「これは、もしかしたら
今朝のボタンと同じ?」
と思った。
常子は中田の制服もかわいい
という。二人は笑った。
常子はその日の放課後急いで
帰ってあのボタンを見た。
確かにこれだと思った。そして
富江の部屋の前なので
富江に聞いた。
富江は謝った。
あの制服を着て見たかったと
いう。
ちょっとのつもりで着たが
ボタンが
とれでしまった。
なんとかしようと
したが、裁縫が苦手なので
どうしてももとに戻すことが
できない。
「ごめんなさい」という。
あのぬかみそをかき回す時
いたいといったのは
この時の針で自分の指を
刺してしまったからだった。
常子は自分が治すというが
どうやら引っ越しの時
ミシンが壊れたらしい。
そのとき、「あ、そうだ」と
思いついた。
清がミシンを購入とかなんとか
あの時言っていた。
常子は清に滝子に内緒で
ミシンを貸してもらおうと
思った。
******************
富江さんはいいひとです。
なんとかしようとしたけど
どうしてもできないと
悩んでいました。
普通なら、どこかに
ぼんと
おいて、こんなところにあるわよと
誰かに見つけさせようと
したのでは?と思いますが。
本当に正直な人だと思いました。
滝子が常子をひとの心がわかると
人を見る目をもっているといって
いましたが、常子もよくできた
女性です。
めげない、へこまない・・・こんな
常子が、セーラー服を着て
学校へ行っただけで
ひどい目にあったと
鞠子と君子が
はじめてしって
おどろくシーンは
人の心を思いやる小橋家の
DNAではないだろうかと
思いました。
鞠子が選択して干していた制服が
亡くなったという。
「風で飛んで行ったのかな」
とか
「誰かが持って行ったのかな」と
推理するが、状況がそれに
当てはまらない。
森田一家もあの制服が物干しにかかっていたのは
しっているが・・・
その後がわからないという。
だれか知らないかと
みんなで話し合いをするが「とにかく」
と常子は「探しに行く」と言って
出ていった。
富江は「ご不浄へ」といって
たち上がって自分の部屋へいった。
富江の部屋の押し入れに、鞠子の制服が
あった。
そして富江は
困った顔をした。
宗吉は「仕事だから」といって富江を
大声で呼んだ。
みんなは富江の部屋にあることを
知らないので必死に
さがした。
どう考えても
家から外へ出た形跡がない。
誰かが盗むにも人が通ったという
証言もない。
「この家のどこかにある」と常子が言う。
宗吉は「自分たちが犯人と
いうのか」と怒る。
「いいえ、この家のどこかにまぎれ
混んでいる」という事です。
「そういうことか」と宗吉は安心した。
「明日は、浜松で来ていたセーラー服で
学校へ行く」と鞠子が言う。
常子は、「はっ」とした。
誰にも言わなかったけど・・常子は
鞠子に、「一人だけ違う制服でいるのは
勇気がいることだ」といった。
「平気よ、お友達もできたし。」
と鞠子は言う。
常子は、それでも心配で
「お友達にはクリーニングに出していると
いうのよ。なくしてしまったなんて言うと
どんなところにお住まいなのかしら、
あまりかかわらないようにしましょうと
嫌がられるわよ」といった。
鞠子ははっとして常子を見た。
君子もハッとした。
そしてまじまじと常子を見て
鞠子は、「トトねえ・・・大変だったんだ。」
といった。
「トトねえはそんなことされるなんて想像もして
いなかっただろうし、かなり苦労した
のね」といった。
常子は、「そんなことないけど」という。
君子は「どうだったの?」ときく。
「私は大丈夫です。
平気です」といった。
富江はだいじな漬物のぬかみそを
かき混ぜるとき手の傷がしみた。
いたいという。
君子は心配そうに「どうしたの?
大丈夫?」というが。富江は平気だと
いった。
鞠子はセーラー服で登校した。
常子は仏壇に手を合わせてから
部屋を出た。
そのとき、富江の部屋の前で
不思議なボタンを拾った。
常子は鞠子が心配でそっと教室を見ると
みんなと笑っている鞠子がいた。
「セーラー服もモダンね」と
いっている。
常子は安心した。
中田綾は「裁縫室は遠いのよ」と
いって常子を急がした。
でも、鞠子のセーラー服を見て
「セーラー服もいいもね」という。
常子はふと中田の制服の袖の
ボタンを見た。
「これは、もしかしたら
今朝のボタンと同じ?」
と思った。
常子は中田の制服もかわいい
という。二人は笑った。
常子はその日の放課後急いで
帰ってあのボタンを見た。
確かにこれだと思った。そして
富江の部屋の前なので
富江に聞いた。
富江は謝った。
あの制服を着て見たかったと
いう。
ちょっとのつもりで着たが
ボタンが
とれでしまった。
なんとかしようと
したが、裁縫が苦手なので
どうしてももとに戻すことが
できない。
「ごめんなさい」という。
あのぬかみそをかき回す時
いたいといったのは
この時の針で自分の指を
刺してしまったからだった。
常子は自分が治すというが
どうやら引っ越しの時
ミシンが壊れたらしい。
そのとき、「あ、そうだ」と
思いついた。
清がミシンを購入とかなんとか
あの時言っていた。
常子は清に滝子に内緒で
ミシンを貸してもらおうと
思った。
******************
富江さんはいいひとです。
なんとかしようとしたけど
どうしてもできないと
悩んでいました。
普通なら、どこかに
ぼんと
おいて、こんなところにあるわよと
誰かに見つけさせようと
したのでは?と思いますが。
本当に正直な人だと思いました。
滝子が常子をひとの心がわかると
人を見る目をもっているといって
いましたが、常子もよくできた
女性です。
めげない、へこまない・・・こんな
常子が、セーラー服を着て
学校へ行っただけで
ひどい目にあったと
鞠子と君子が
はじめてしって
おどろくシーンは
人の心を思いやる小橋家の
DNAではないだろうかと
思いました。
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